一社造りの御札の並べ方やお札を4枚以上お祀りする方法を解説

一社造りの御札の並べ方について

屋根が一つの「一社造り」の御札の並べ方について

屋根が一つの「一社造り」の祀り方

屋根が一つの「一社造」の場合は、

「神宮大麻」を一番前にし、

その後ろに「氏神様(地元の神社)の御札」

ほかに「崇敬する神社の御札」があればそのお札を一番後ろ

にします。

屋根が三つの「三社造り」の御札の並べ方について

屋根が三つの「三社造り」の祀り方

屋根が三つの「三社造」の場合は、

中心に「神宮大麻」

向かって右に「氏神神社の御札」

向かって左に「崇敬する神社の御札」

を納めます。

複数の神様と相性について

神様は温厚ですので、複数の神社の御札を並べてもケンカはしませんが、気(パワー)が散りがちになります。

崇敬する神社の御札は、多くても5社くらいを限度にしてください。

お札を4枚以上お祀りする方法について

御札を4枚以上お祀りする場合は、向かって左側の崇敬する神社のところに、重ねてお祀りするようにします。

神棚の御札の種類について

神棚に納める御札は大きく分けると3種類のものになります。

1.神宮大麻(伊勢の大神宮さまのお札)

伊勢神宮のお神札です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする御札で、家庭の神棚にお祀りする代表的なものです。

2.氏神さまの御札

自分が住んでいる地域を守る氏神様の御札です。地域の神様への感謝や、家内安全などの祈願を込めてお祀りします。

3.崇敬する神社の御札

自分が信仰する神社や、祈願を受けた神社の御札です。商売繁盛、家内安全、厄除け、交通安全など、神社や祈願の内容によってさまざまな種類があります。

これら3つの御札をお受けする(御札には本来、「買う」「購入する」という言葉は使いません)とよいでしょう。

神宮大麻(伊勢の大神宮さまのお札)について

三社造りの神棚の正面には、皇祖である天照大御神を祀る伊勢神宮の「神宮大麻」を納めます。

神宮大麻とは「天照皇大神宮」という神号と印が押してあるお札のことです。

神宮大麻は全国の神社でいただくことができます。

氏神さまのお札について

三社造りの神棚の右側には、「地元の氏神さま」や「一宮(いちのみや)の御札」を納めます。

 

一宮(いちのみや)とは「ある地域(昔の国割り)の中で最も社格の高いとされる神社のこと」です。

例えば「東京都」は昔、「武蔵国」と呼ばれていましたので、東京の一宮は「小野神社」になります。

しかし、「静岡県」は「三河国」「遠江国」「駿河国」「伊豆国」の4国が合わさってできた県ですので、一宮は一つだけではありません。ご自分の住所と照らし合わせ、調べてみてください。

 

国名・・社名

山城国・・賀茂別雷神社 と 賀茂御祖神社

大和国・・大神神社

河内国・・枚岡神社

和泉国・・大鳥大社

摂津国・・住吉大社

伊賀国・・敢国神社

伊勢国・・椿大神社 と 都波岐神社

志摩国・・伊雑宮 と 伊射波神社

尾張国・・真清田神社

三河国・・砥鹿神社

遠江国・・小国神社 と 事任八幡宮

駿河国・・富士山本宮浅間大社

伊豆国・・三嶋大社

甲斐国・・浅間神社

相模国・・寒川神社

武蔵国・・小野神社 と 氷川神社

安房国・・安房神社

上総国・・玉前神社

下総国・・香取神宮

常陸国・・鹿島神宮

近江国・・建部大社

美濃国・・南宮大社

飛騨国・・飛騨一宮水無神社

信濃国・・諏訪大社

上野国・・一之宮貫前神社

下野国・・二荒山神社 と 二荒山神社

陸奥国・・鹽竈神社 と 都都古和氣神社 と 都々古別神社

出羽国・・鳥海山大物忌神社

若狭国・・若狭彦神社

越前国・・氣比神宮

加賀国・・白山比咩神社 と 石部神社

能登国・・氣多大社

越中国・・気多神社 と 高瀬神社 と 射水神社 と 雄山神社

越後国・・彌彦神社 と 居多神社 と 天津神社

佐渡国・・度津神社

丹波国・・出雲大神宮

丹後国・・籠神社

但馬国・・出石神社 と 粟鹿神社

因幡国・・宇倍神社

伯耆国・・倭文神社

出雲国・・出雲大社

石見国・・物部神社

隠岐国・・水若酢神社 と 由良比女神社

播磨国・・伊和神社

美作国・・中山神社

備前国・・吉備津彦神社

備中国・・吉備津神社

備後国・・吉備津神社

安芸国・・厳島神社

周防国・・玉祖神社

長門国・・住吉神社

紀伊国・・日前神宮・國懸神宮  と 丹生都比売神社 と 伊太祁曽神社

淡路国・・伊弉諾神宮

阿波国・・一宮神社 と 上一宮大粟神社 と 大麻比古神社 と 八倉比売神社

讃岐国・・田村神社

伊予国・・大山祇神社

土佐国・・土佐神社

筑前国・・住吉神社 と 筥崎宮

筑後国・・高良大社

豊前国・・宇佐神宮

豊後国・・柞原八幡宮 と 西寒多神社

肥前国・・與止日女神社 と 千栗八幡宮

肥後国・・阿蘇神社

日向国・・都農神社

大隅国・・鹿児島神宮

薩摩国・・枚聞神社 と 新田神社

壱岐国・・興神社 と 天手長男神社

対馬国・・海神神社 と 厳原八幡宮神社

崇敬神社の御札について

皆さんが神棚を祀る際、こうなって欲しいという願いがあると思います。「商売繁盛」「良縁祈願」「家内安全」など。

三社造りの神棚の左側には、「その願いを叶えて下さるご利益をいただける神社の御札」を納めます。

例えば、商売繁盛でしたら「伏見稲荷神社」。良縁祈願でしたら「出雲大社」の御札を納めるといった感じになります。

古い御札の処分方法について

御札は、一般的には

年末年始などに新しいものを受け、

古い御札は授与された神社や神社のお焚き上げ・古札納所などに納めます。

☆遠方の神社の場合について

遠方の神社の御札を納めたい場合は、郵送で受け付けているか、事前に神社へ確認すると安心です。

 

「知識ゼロからのお参り入門」より

「神棚スタイル」より