工場の神棚の場所や向きなどおすすめや避けるべき場所を解説

工場の神棚の場所や向きについて

基本の設置場所について

工場で神棚を設置する場合は、

「安全を確保できる清潔な場所を選び、神棚の正面を南向きまたは東向きにする」

のが基本です。

おすすめの設置場所について

1.工場の事務所

「清潔さを保ちやすく、毎日のお参りやお札・お供えの管理もしやすい場所」です。

設置場所に迷った場合の第一候補です。

2.工場の製造現場

「工場の安全や作業の無事を願って設置する場合」の候補です。

「機械の可動範囲、振動、粉じん、油煙、高温部、落下物などの危険がない場所」を選びます。

3.工場の休憩室・管理室

「社員が落ち着いて手を合わせられる場所」です。

「製造現場に適切な設置場所がない場合」にも向いています。

4.倉庫・出荷管理スペース

倉庫に設置することもできますが、

「荷物の積み上げやフォークリフトの動線、粉じんなどの影響を受けない場所」に限ります。

特におすすめなのは、「工場の事務所」や「管理室」です。

神棚の向きや高さについて

一般的には、神棚の正面が「南向きまたは東向きになるように」設置します。

 

・神棚の向き:南向き・東向きが一般的

※建物の構造上、難しい場合は無理に方角を優先せず、清潔で安全にお祀りできる場所を選びます。

 

・神棚の高さ:大人が見上げる位置

人が見下ろす位置にならないよう配慮します。

神棚の上を人が歩く2階の床などがある場合は、「雲」と書いた紙を天井に貼る方法もあります。

避けたほうがいい設置場所について

避けたいのは、下記のような場所です。

 

「機械の上・振動の大きい場所」・・神棚やお札が落下するおそれがあるため、避けます。

「炉・溶接設備・高温部の近く」・・熱、火花、火災の危険がある場所には設置しません。

「粉じん・油煙・薬品の影響を受ける場所」・・お札や神具が汚れやすくなるため、清潔な環境を確保できる場所を選びます。

「フォークリフトや搬送設備の動線」・・接触・衝突の危険がある場所や、避難経路・点検スペースを妨げる位置は避けます。

工場の神棚に必要なものについて

最初は、必要最低限のものから揃えていけば十分です。

用意するもの・・・役割・選び方

神棚・・・お札をお祀りするためのもの。工場の規模に合わせて選ぶ

神宮大麻・神社のお札・・・伊勢神宮や地域の神社などのお札

神具(水玉、高月など)・・・水・米・塩などをお供えする器

榊・榊立て・・・神棚にお供えする植物と器

棚板・壁掛け金具・・・神棚を安全に設置するためのもの

しめ縄・紙垂・・・必要に応じて用意

神棚のお札はどこで受けるかについて

工場の神棚には、一般的に次のような3つのお札をお祀りします。

・神宮大麻:伊勢神宮のお札。

・氏神神社のお札:工場の所在地を守る地域の神社のお札。

・崇敬神社のお札:会社が信仰し、日頃からお参りしている神社のお札。

 

複数のお札をお祀りする場合は、神棚の形式に応じた納め方を確認しましょう。

お札の祀り方は神社によって案内が異なる場合もあるため、授与を受けた神社に相談すると確実です。

神棚のお供えと日々のお世話について

神棚の日々のお世話は、無理なく続けられる方法にすることが大切です。

 

工場では、社長や総務担当者など、管理する人を決めておくと継続しやすくなります。

お供え物の頻度や交換方法は、工場の事情に合わせて無理のない形にしましょう。

 

1.朝、神棚の周囲を清潔に整える。

2.水や米、塩などをお供えする。

3.榊の水を替え、枯れた葉などを取り除く。

4.感謝の気持ちを込めてお参りする。

 

「知識ゼロからのお参り入門」より

「神棚スタイル」より